【初心者から上級者まで-ピアノ-】大人のためのピアノ講座〜文京区のピアノ教室〜

東京都文京区千駄木・本駒込の三浦ピアノ教室です!

大人になってからピアノを始めたいという方結構いらっしゃると思います。

「今からは遅いんじゃないか…」
「始めたいけど何からやればいいんだろう…」
となかなか踏み出せないんじゃないでしょうか。

また、もう既にピアノを弾いている方でも
「更に上手くなりたいけど、どうすれば…」
「曲が弾けるようになったから誰かにアドバイスが貰えたら…」
なんて思ってる方もいるかもしれません。

そこで、この記事では
これからピアノを始めたい方〜初心者〜
既に始めているけど、更に弾けるようになりたい方〜中級者〜

何年も弾いていて、より高度に弾けるようになりたい方〜上級者〜
と分けて上達するコツやおすすめの教材など紹介していきます。
下記の目次から、自分に当てはまる項目へ飛んで見ていってくださいね。

目次

【初心者】大人のためのピアノ〜文京区のピアノ教室〜

趣味としてピアノが弾けるようになると、好きな曲、憧れの曲を弾ける楽しさや癒しの時間を過ごす事ができます。

音楽の三要素

音楽の三要素とは
メロディー
ハーモニー
リズム
の3つを指します。

中学でも習った事があるかと思います。音楽が成り立っている上で、必要な3つの要素です。
音楽の基本的な知識として知っておくと良いでしょう。

皆さんにもお名前があるように、音にも名前があります。

この音達が横に並ぶとメロディー(旋律)となります。
わかりやすくいうと、歌です。

そして、縦に並ぶとハーモニーとなります。
ハーモニーは一番イメージしずらいかもしれませんが、メロディーと調和したり印象付けの役割があります。

そして3つ目はリズムになります。
曲の抑揚やテンポを決める部分です。これによって軽快な音楽にしたり、ジャズっぽい音楽にする事が出来ます。

楽譜の読み方
〜大人のためのピアノ(初心者)〜

まずは楽譜が読めるようになりましょう。

耳で聞いてすぐに弾ける方は楽譜が読めなくても良い場合がありますが、読めて損はありません。
「なんとなくこんな音だったかな」ではなくきちんと演奏する事が出来ます。

ト音記号とヘ音記号

ピアノは両手で演奏する楽器なので、ト音記号とへ音記号どちらも読めるようになる必要があります。
楽譜の読み方についての記事もご覧ください

こちらがト音記号とヘ音記号です。同じ場所に書いてある音符でも、この記号次第で全く違う音になりますので、注意して下さいね。
ちなみに「ト」は「ソ」「ヘ」は「ファ」を表しています。

音の名前と位置

基本的なト音記号とヘ音記号の音と位置は覚えてしまいましょう。
「ド」の位置だけ最初に覚えてしまえば、そこから数える事が出来るので
まずは「ド」を覚えましょう。

例えば、下記のような音が出てきても、「ド」の位置さえ覚えていればそこから数えて「シ」とわかります。

最初はパッとわからなくても、たくさん読んでいるうちに慣れて早くなってきます。

リズム(拍子)
〜大人のためのピアノ(初心者)〜

次にリズム(拍子)についてです。

代表的なリズムですので、こちらも覚えましょう。

4分音符は1拍です。
1秒ではないので、テンポが変われば伸ばす長さも変わってくるため必ず「拍」で覚えましょう。

8分音符は2つで1拍
16分音符は4つで1拍
とセットで覚えると良いでしょう。

このあたりのリズムが覚えられていない方は、まずこちらを習得しましょう。

おすすめの教材
〜大人のためのピアノ(初心者)〜

基礎を無理なく習得出来る教材をご紹介します。
音譜やリズムを学んで、確実に曲が弾けるようになります。
3つ目のバーナムは子ども用としても使用していますが、短くて様々なテクニックを楽しく学べるので大人の方でもお使い頂けると思います。

1.ブラインドタッチで弾ける おとなのための楽しいピアノスタディ(1)

2.音符の読み方からはじめる 大人のためのピアノ悠々塾 入門編

3.バーナム ピアノテクニック 1

以上が大人のためのピアノ初心者編でした。
基礎を身につけておくと弾きやすくなりますので、ぜひコツコツ時間をかけて学んでください。

【中級者】大人のためのピアノ〜文京区のピアノ教室〜

続いて中級者向けのご紹介です。
こちらでは、初心者編の内容は全てクリアしている方が対象となります。

更に一歩進んだ、テクニックについてや調性の拡大を習得していきましょう。

様々な調
〜大人のためのピアノ(中級者)〜

ハ長調・イ短調のほかシャープ・フラット3つ程の調性をマスターしましょう。

調性の記事も書いていますので参考にしてください。

中級になるとハ長調以外の曲も弾くことがありますので、調性を理解しておくと格段に弾きやすくなります。
どの調には何の音がシャープ・フラットが付くのかを理解しておくと便利です。

テクニック
〜大人のためのピアノ(中級者)〜

ピアノを上手に弾くためのテクニックを身につけていきましょう。
その中でも代表的なテクニックを紹介します。

以下に紹介するテクニックは
【様々な調〜大人のためのピアノ(中級者)〜】で習得した調性でも弾けるようにしましょう。

オクターブ

指番号1と5を使う、オクターブ奏法を学びましょう。
日常で手を開くというのはあまりないので最初は硬いと思いますが、毎日柔軟することで柔らかく、オクターブも弾きやすくなります。
片手ずつ練習し、慣れてきたら両手で練習しましょう。

ハ長調が弾けるようになったら、シャープ・フラット3つまでの調を弾けるようにしましょう。
黒鍵は指番号1と4でも可能です。

スケール

スケール(音階)のテクニックです。基礎のテクニックになりますので、様々な曲に役立ちます。
ハノン第39番にスケールの練習がありますので、練習してみてください。ハノンの記事はこちら

シャープ・フラット3つまでのスケールを弾けるようにしましょう。

アルペジオ

アルペジオ (Arpeggio) とは、和音を構成する音を低いものから一音ずつ(または、高い音から)順番に弾いていく演奏方法です。スケールと一緒に学ぶと良いでしょう。

シャープ・フラット3つまでのアルペジオを弾けるようにしましょう。

ハノン第41番にアルペジオの練習がありますので、ぜひ身につけてみてください。
まずはハ長調を練習し、弾ける調性を増やしていきましょう。このテクニックもスケール同様、色々な曲に使われます。

ペダリング

ピアノには3つペダルがついていますが、グランドピアノとアップライトピアノで機能・名前が少々異なります。(ペダルが2つのピアノもあります)

グランドピアノ

右から
①ダンパーペダル
②ソステヌートペダル
③シフトペダル

という名前です。

アップライトピアノ


右から
①ダンパーペダル
②マフラーペダル
③ソフトペダル

です。②と③の名称が違いますね。

①のペダル

共にダンパーペダルといい、弾いた音を響かせ長く持続させる機能を持っています。鍵盤から指を離しても、ペダルを踏んでいる間は音を伸ばせます。
そのためとても濁りやすいです。ペダルを踏み変える時に前の音が残って濁る、というのを避けるために「ペダルの後踏み」を心がけて踏み変えのテクニックを身につけましょう。

一番使用頻度の高いペダルですので、身につけて損はないテクニックです。

②のペダル

グランドピアノではソステヌートペダルといい、鍵盤を押してこのペダルを踏むとその音だけを伸ばすことができるペダルです。
特定の音を伸ばしたまま別の音をスタッカートで弾くなど出来る特殊なペダルです。あまり使用頻度のないペダルなので、使ったことのない方も大勢いると思います。

アップライトピアノではマフラーペダルといい、弦とハンマーの間に薄いフェルトが下がります。ハンマーがこの上から弦を叩くことになるので、音量を下げる事が出来ます。
演奏中に使うというよりも、夜間の練習で音を小さくするといった使い方ですね。

③のペダル

グランドピアノではシフトペダルといいます。グランドピアノは1音につきハンマーが3本の弦を叩いて音を出しています。
これがシフトペダルを踏むと鍵盤がわずかに右に移動し2本の弦を叩くことになります。
そのため、音量を抑え音色も変化させることが出来ます。

アップライトピアノではソフトペダルといい、ハンマー全体が弦に近づくため音がソフトになります。

音をまろやかにしたい場合や、静謐な雰囲気を表現したい時に使用しましょう。

おすすめの教材
〜大人のためのピアノ(中級者)〜

基礎を習得している方向けにピアノのテクニックが身につけられる教材をご紹介します。
指の強化やスムーズに動かせるようになる為の練習も取り入れると良いでしょう。
練習曲以外の曲でおすすめは、ショパンの「子犬のワルツ」や「ノクターン第2番」などがあります。

1.ハノン

文京区,ピアノ,三浦コウ

2.ツェルニー 30番 40番

3.ショパン:ノクターン第2番

4.ショパン:子犬のワルツ

5.ベートーヴェン:エリーゼのために

6.モーツァルト:トルコ行進曲

7.ドビュッシー:月の光

8.ドビュッシー:アラベスク第1番

【上級者】大人のためのピアノ〜文京区のピアノ教室〜

続いて上級者向けのご紹介です。
こちらでは、中級者編までの内容は全てクリアしている方が対象となります。

ピアノにおける、より高度なテクニックや全調の習得、楽曲分析などを身につけましょう。

様々な調
〜大人のためのピアノ(上級者)〜

全ての調性をマスターしましょう。
上級者になると調性というものを理解していると思いますので、覚えやすいかと思います。
それでも、#5つ♭6つなど付くとほとんど黒鍵になりますので難しくなります。

ハノン第39番のスケールを全調マスターして覚える方法が一番効率的だと思います。
それでも24調全て練習するのはなかなか大変なので、覚悟して取り組みましょう。

テクニック
〜大人のためのピアノ(上級者)〜

ピアノの更に高度なテクニックを身につけていきましょう。
その中でも代表的なテクニックを紹介します。

【様々な調〜大人のためのピアノ(上級者)〜】で習得した調性でも弾けるようにしましょう。

重音

重音のテクニックです。指の独立や強化のために欠かせないテクニックです。
重音を練習することで指の独立性が高まり、他のパッセージも弾きやすくなりますのでぜひ取り入れてみましょう。

跳躍

跳躍のテクニックです。瞬発力が必要なテクニックです。
跳躍はリスト「ラ・カンパネラ」などリストに多く出てくるテクニックです。当てづらく、得意不得意ありますが練習すると良いでしょう。

左手の練習

左手のみで曲が弾けるように練習しましょう。左手だけになると音がわからなくなったり、弾きづらくなります。
左手だけでも弾けるような練習をすると、暗譜がしやすくなったり、弾きづらい部分が弾きやすくなります。

多くの方は利き手ではないので、力が入りやすく動かしづらいですが、練習することによってだんだん動かしやすくなり全体の演奏もスムーズにしてくれます。

楽曲分析
〜大人のためのピアノ(上級者)〜

テクニック的に問題なく弾けてしまう部分も、分析するといろんな表情が見えてくる事があります。

左手と右手のバランス
外声と内声のバランス
曲が作られた時代背景
フレーズの取り方

など様々な音楽的要素があります。
ただ弾くのではなく、これらを考えて演奏する事でより深い演奏になりますので、ぜひ考えて表現してみましょう。

この分野は、他の人の意見も聞いて取り入れながら学んでいくと良いでしょう。

おすすめの教材
〜大人のためのピアノ(上級者)〜

上級者の方向けによりピアノのテクニックが身につけられる教材をご紹介します。
指の強化や独立を高めて、一歩進んだ表現が出来るようになると良いと思います。
おすすめは、ショパンの「幻想即興曲」「英雄ポロネーズ」やベートーヴェン「ピアノソナタ第14番月光」リスト「ラ・カンパネラ」などがあります。

1.ピッシュナ 指の訓練の為の練習課題

2.ブラームス 51の練習曲

3.ショパン:エチュード Op.10 Op.25

4.ショパン:幻想即興曲 Op. 66 No.4

5.ショパン:英雄ポロネーズ

6.ベートーヴェン:ピアノソナタ第14番 「月光」

7.リスト:ラ・カンパネラ

【番外編】大人のためのピアノ〜文京区のピアノ教室〜

ブランクがある
「過去にピアノを習っていたけど、またピアノが弾きたい」

憧れの曲がある
「憧れの曲がどうしても弾けるようになりたい」

という方向けにご紹介です。

ブランクがあるけどまたピアノが弾きたい
〜大人のためのピアノ(番外編)〜

「子供の頃にピアノを習っていたけど、もう何年も弾いていない」
というようにブランクがある方は、何から始めれば良いんだろうと思うでしょう。

・楽譜は読めているか
・リズムは取れるか

など出来る事によって内容は変わってきます。
簡単な曲なら楽譜も読めて演奏できる方は、ハノンなどの指の訓練を取り入れると再び指がスムーズに動くようになります。

使っていたハノンやツェルニーをまた再開するのも良いと思います。
練習曲の他には過去に習った曲や好きな弾きたい曲に取り組むと目標も出来て楽しく習うことが出来ます。

憧れの曲が弾けるようになりたい
〜大人のためのピアノ(番外編)〜

「憧れの曲が弾きたいけど自分には無理だろうか、、」
「きっと難しいんだろうな」
など諦めている方は多いと思います。

それはとてももったいない事です。完璧に弾けなくてもいいんです。
レベルに合った曲というのはありますが、弾きたい曲があればぜひチャレンジしてみましょう。
大切なのは弾きたいという気持ちだけです。

アマチュアで演奏している方のお悩み相談
〜大人のためのピアノ(番外編)〜

「自分ひとりで弾けてしまうからレッスンは必要ない」
というアマチュアの方も、たまにレッスンやアドバイスを受ける事で気づかなった事や新たな発見があります。

また、人前で弾く事で更にステップアップ出来、より豊かな表現が出来るようになります。

文京区,ピアノ,三浦コウ

東京都文京区本駒込近くで子どもから大人、ピアノ初心者〜上級者の方までレッスンしております。

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